プラークコントロール
投稿日:2018年10月9日
カテゴリ:未分類
前回のブログでは唾液のもつ3つの働き(感染防止・緩衝能・再石灰化)により、虫歯になりにくくする作用について書きました。
が、、、
大前提として最も大事なことがあります。
それがプラークコントロールです!
皆さんはプラークコントロールと言われると歯磨きを連想される方が多いと思います。
もちろん間違いではありません。
プラーク=歯垢=細菌の塊です。
プラークコントロールとは虫歯や歯周病の原因となる細菌の塊をお口の中から排除し、細菌の増殖を抑制して、歯や歯肉に再び取りつかないよう、プラークの総量を出来るだけ少なくなるように管理することです。
それではどのように管理すればよいのか、具体的な方法として挙げてみます。
①ホームケアの指導と実行
・ブラッシング(適切な歯磨き)
・清掃補助用具(フロスや歯間ブラシの使い方)
・歯磨剤の選択やフッ素の使用
・キシリトールの摂取
②生活習慣の改善と実行
・食生活(食事の時間や回数、内容など)
・生活習慣(喫煙、飲酒、運動など)
③歯科医院での処置とプロケア
・プロによる術者磨き(衛生士によるブラッシング)
・スケーリングやルートプレーニング(歯石や汚れの除去)
・PMTC(専門の器具を使用した歯面のクリーニング)
④継続的な定期管理
・定期的に歯科医院でのチェックとプロによるケアを受ける。
文章で見ると大変そうですが、実際は定期的に歯科受診されている方であればホームケアや生活習慣に問題がある場合は歯科医院でも指導されるので、モチベーションにもよりますが比較的管理しやすいかと思います。
ホームケアのみで自己管理していくのはなかなか大変ですので、定期的な歯科受診によりプロケアを行ない、自身のモチベーションを維持していきましょう。
マミー歯科クリニック
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