虫歯と歯周病
投稿日:2017年6月25日
カテゴリ:院長ブログ
患者さんからの最近の質問で 『 虫歯って結局は何ですか?』 というのがありました。
確かにテレビなどでも虫歯菌・歯周病菌という言葉はよく耳にしますが、どのような状態が虫歯なのかは分かりにくいのかもしれません。
実際には虫歯菌の出す毒素により歯が溶けた状態の事を指します。
歯周病菌の出す毒素で顎の骨が溶けた状態が歯周病(歯槽膿漏)です。
ちなみに、生まれたての赤ちゃんのお口の中には虫歯や歯周病の菌はいません。
虫歯や歯周病は菌が原因の感染症であり、最も多いとされる感染経路が母子(親から子へ)感染と言われています。
特に生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の一年間が感染の危険性が高く、最も注意が必要とされています。
しかし、感染を気にしすぎて親子間のスキンシップを控えるというのは問題です。
周りの大人が正しい知識を持ち、大人の口腔衛生が子供の口腔衛生につながることを理解しましょう。
マミー歯科クリニック 副院長 萩原 広明
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