口腔がん
投稿日:2017年10月30日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは、副院長の萩原広明です。
先日診療後に、年に一度行われる市川市歯科医師会が主催している粘膜疾患の講演に参加してきました。
市川市歯科医師会は全国的に見ても、口腔がんに対して力を入れています。
市川市歯科医師会に属している歯科医師は口腔がんの診断を行うための年間セミナーへの参加が義務付けられています。自分も参加しました。
今回は歯科医師以上に患者さんの粘膜に関わる立場である歯科衛生士向けの講演でしたが、内容は実に濃いものでした。
口腔がんは個人差もありますが、年齢に関わらず1ヶ月でも劇的に進行してしまうこともあるそうです。
がんと言うと年配者の病気というイメージがありますが、口腔がんに関しては他のがんに比べて若年者でも発症する確率の高い病気だそうです。
市川市で統計を取ったところ、最も若い発症者は14歳女子との事でした。遺伝的な要因や歯並びや喫煙などの環境的な要因、そのほかにも様々な要因がありますが、
早期発見のポイントとして自分の口の中に興味を持つことが重要です。
毎日の歯磨き後にご自身のお口の中をチェックしてみてください。
口腔がんの好発部位としては以下の部位が挙げられます。
①舌の縁 ②舌の先 ③歯茎
普段歯科受診されていない方は特にですが、ご自身で普段と変わったところを見つけた際は早期の歯科受診をお勧めします。
市川妙典 予防を中心に小児からインプラントまで
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マミー歯科クリニック 副院長 萩原広明
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