日本口腔インプラント学会
投稿日:2017年6月25日
カテゴリ:院長ブログ
先日院長と日本口腔インプラント学会の関東大会に参加してきました。
今回のメインテーマは
『 高齢者に対しては義歯とインプラントのどちらを選択すべきか 』
というものでした。
確かに健康な状態であれば、義歯と比較してインプラントの方が違和感も少なく、自然の歯と比べてもある程度は何でも噛めるようになります。
しかし、不幸にも健康を害して寝たきり・半身麻痺となった場合、口腔内のケアは家族や介護の方、もしくは訪問診療による歯科医師・歯科衛生士が行うことになります。
一般的にも知られるようになって来ましたが、インプラント適応の絶対条件として口腔内の清掃状態が良好な事があげられます。
これは処置後においても同様なため、介護が必要となった場合でも清掃しやすい形態に交換、もしくは義歯に移行できるように将来を予測した治療計画を立てる事が、これからのインプラント治療には重要であると学びました。
インプラントは 『 入れて終わりではなく、入れてからが始まり 』
なので治療を検討している方はその後のケアを含めて定期健診を必ず受診できるように計画しましょう。
マミー歯科クリニック 副院長 萩原 広明
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